さまざまなイルミネーションで光る木の間を通りココアを一口
目覚ましを夜の六時に切り替えて昼夜逆さのシフトに入る
あいまいな笑みをくり返ししうちに心まであいまいになったか我は
赤土
*柴生田稔『春山』昭和8年から。(一部、ルビ省略)